【算数:6年生】速さ(はやさ)をマスターしよう!

こんにちは!今日は算数の中でも、みんなの生活にとても身近な「速さ」について勉強しましょう。
「学校まで歩いて何分かかるかな?」「新幹線ってどのくらい速いの?」といった疑問は、すべてこの「速さ」の計算で解決できます。
最初は難しく感じるかもしれませんが、ルールさえ覚えてしまえばパズルのように楽しく解けるようになりますよ。一歩ずつ、一緒に進んでいきましょう!

1. 「速さ」ってなんだろう?

「速さ」とは、「決まった時間(1時間、1分間、1秒間など)に、どれだけの道のりを進めるか」を数字で表したものです。
例えば、A君とB君が走ったとき、どちらが速いか比べるにはどうすればいいでしょうか?

同じ時間(例えば10秒間)走って、より遠くまで進んだ方が速い
同じ道のり(例えば50m)を走って、より短い時間でゴールした方が速い

このように、速さを決めるには「道のり」「時間」の2つがとっても大切なんです。

2. 大事な3つの公式:魔法の言葉「はじき」

速さの計算には3つの形があります。これを覚えるのに便利なのが、合言葉「はじき」(または「みはじ」)です!
丸い図をイメージして、上半分に「道のり(はしる距離)」、下半分に「速さ」と「時間」を並べます。

① 速さを求める
\( \text{速さ} = \text{道のり} \div \text{時間} \)
(例:200mを40秒で走った時の速さは、\( 200 \div 40 = 5 \)。秒速5mです。)

② 道のりを求める
\( \text{道のり} = \text{速さ} \times \text{時間} \)
(例:分速60mで10分歩いた道のりは、\( 60 \times 10 = 600 \)。600mです。)

③ 時間を求める
\( \text{時間} = \text{道のり} \div \text{速さ} \)
(例:12kmの道のりを時速4kmで歩いた時間は、\( 12 \div 4 = 3 \)。3時間です。)

【ポイント!】
どれをかけるか割るか迷ったら、「道のり」が一番大きなリーダーだと覚えましょう!道のりを出すときだけ「かけ算」、それ以外は道のりを「わり算」します。

3. 速さの単位(時速・分速・秒速)

速さには、時間の長さによって3つの呼び方があります。

・時速(じそく):1時間に進む道のり。車や電車の速さによく使われます。
・分速(ふんそく):1分間に進む道のり。歩く速さや自転車の速さによく使われます。
・秒速(びょうそく):1秒間に進む道のり。走る速さや、風の強さ、光の速さなどで使われます。

【豆知識】
チーターの時速は約110kmと言われています!高速道路を走る車よりも速いなんて驚きですね。逆に、カタツムリの時速は約0.05km(50メートル)くらい。みんながゆっくり歩くよりもずっとのんびり屋さんです。

4. 単位を変換してみよう(ここが踏ん張りどころ!)

「時速を分速に直す」といった問題が、一番間違いやすいポイントです。でも、時計を思い出せば大丈夫!
1時間 = 60分、1分 = 60秒 ですよね。

・時速を分速にしたいとき:\( \div 60 \) をする(1時間で進む距離を60個に分ければ、1分分になります)
・分速を秒速にしたいとき:\( \div 60 \) をする
・秒速を分速にしたいとき:\( \times 60 \) をする(1秒で進む距離を60倍すれば、1分分になります)
・分速を時速にしたいとき:\( \times 60 \) をする

よくある間違い:単位のズレ

問題文をよく読みましょう!
「時速4kmで20分歩いた道のりは?」という問題で、そのまま \( 4 \times 20 \) をしてはいけません。
「時速」を使っているなら、時間は「時間」に直す必要があります(20分は \( \frac{20}{60} \) 時間、つまり \( \frac{1}{3} \) 時間)。
計算する前に、単位が「時間・分・秒」でそろっているか必ずチェックしましょう!

5. まとめとアドバイス

★今回のまとめ★
1. 速さは「道のり・速さ・時間」のセットで考える!
2. 迷ったら「はじき」の図をノートの端に書く!
3. 単位(時・分・秒)がそろっているか、計算前に確認する!

速さの問題は、図を書いてイメージするとぐっと解きやすくなります。例えば、線分図(一本の線)を書いて、「ここからここまでは〇km」と書き込んでみてください。
最初は計算が大変に感じるかもしれませんが、繰り返し練習すれば、数字を見ただけで「あ、これはわり算だ!」とピンとくるようになりますよ。

応援しています。次は実際に問題を解いて、力を試してみましょう!