【社会】国土の気候の特色:日本の「四季」と「ちがい」をマスターしよう!
みなさん、こんにちは!今日から「国土の気候の特色」について一緒に学んでいきましょう。
日本は、北から南まで細長い形をしています。そのため、住んでいる場所によって「冬に雪がたくさん降る場所」もあれば、「一年中あたたかい場所」もあります。
「どうして場所によって天気がこんなにちがうの?」というナゾを解き明かすのが、この章の楽しいポイントです。一歩ずつ、楽しみながら進めていきましょう!
1. 日本の気候の大きな特徴:四季と季節風
日本の気候を語るうえで欠かせないのが、四季(春・夏・秋・冬)の変化です。そして、その変化を生み出しているのが季節風(きせつふう)という風です。
● 季節風(きせつふう)ってなに?
季節によって、ふく方向が決まっている風のことです。
・夏:海(太平洋)から、あたたかくてしめった風がふいてきます。だから、日本の夏はむし暑いのです。
・冬:大陸(ユーラシア大陸)から、冷たくてかわいた風がふいてきます。これが雪や寒さの原因になります。
【ポイント!】
季節風は「夏は南東から(海から)」「冬は北西から(陸から)」ふくと覚えましょう。掃除機のスイッチを切り替えるように、風の向きがガラッと変わるイメージです!
● つゆと台風
・つゆ(梅雨):6月から7月にかけて、雨がたくさんふる時期です(北海道にはほとんどありません)。
・台風:夏から秋にかけて、南の海からやってくる強い風と雨をともなう現象です。大雨の被害が出ることもありますが、大切な水資源にもなります。
(まとめ:日本の気候は、はっきりとした四季があり、季節風やつゆ、台風の影響を強く受けています。)
2. 6つの気候区分:日本の気候は6種類に分けられる!
日本は場所によって気候がちがいます。教科書では大きく6つのグループに分けて考えます。最初は難しく感じるかもしれませんが、それぞれの「キャラ」をおさえれば大丈夫ですよ!
① 北海道の気候
特徴:一年中気温が低く、冬の寒さはとても厳しいです。つゆ(梅雨)がほとんどなく、台風の影響も他の地域に比べると少ないです。
豆知識:夏でも涼しいので、クーラーがいらない家も多いんですよ!
② 日本海側の気候
特徴:冬に雪がたくさんふるのが最大の特徴です。冬の季節風が日本海で水分をたっぷり含み、高い山にぶつかって雪を降らせます。
よくある間違い:「冬に雨が多い」のではなく「雪」として降ることをおぼえておきましょう。
③ 太平洋側の気候
特徴:夏は季節風の影響で雨が多く、とてもむし暑いです。逆に冬は晴れの日が多く、乾燥(かんそう)します。
たとえ:冬にリップクリームが必要になるのは、太平洋側の乾燥した空気のせいかもしれませんね。
④ 内陸(中央高地)の気候
特徴:山にかこまれているため、夏と冬、昼と夜の気温の差がとても大きいです。また、一年を通して雨が少ないのも特徴です。
覚え方:「山の中は温度の変化が激しい!」とイメージしましょう。
⑤ 瀬戸内(せとうち)の気候
特徴:四国山地と中国山地にサンドイッチされているため、湿った空気が入ってきにくく、一年中晴れの日が多くて雨が少ないです。
豆知識:雨が少ないので、昔から「ため池」を作って水をためる工夫がされてきました。
⑥ 南西諸島の気候(沖縄など)
特徴:一年中あたたかく、冬でも雪がふることはほとんどありません。雨が多く、台風の通り道になることも多いです。
ポイント:グラフを見ると、一年中気温がずっと高い(10度以下にならない)のがこの地域です。
(まとめ:日本には「雪の日本海側」「乾燥の太平洋側」「気温差の内陸」「雨の少ない瀬戸内」「一年中あたたかい南西諸島」「寒さの北海道」の6つがあります。)
3. 雨温図(うおんず)を見分けるコツ!
テストでよく出るのが、気温と雨の量を表したグラフ(雨温図)を見て「これはどの地域のグラフかな?」と当てる問題です。以下のステップでチェックしてみましょう!
ステップ1:気温の「高さ」をチェック!
・冬(1月・12月)でも気温が15度くらいある? → 南西諸島
・冬の気温がマイナス(0度より下)になっている? → 北海道
ステップ2:雨の「時期」をチェック!
・冬(1月・12月)に雨(雪)の棒グラフがドーンと高い? → 日本海側
・夏(6月〜9月)に雨の棒グラフが高い? → 太平洋側
ステップ3:雨の「全体量」をチェック!
・全体的に雨の棒が短くて、気温の波が激しい? → 内陸(中央高地)
・全体的に雨が少ないけれど、気温は内陸よりなだらか? → 瀬戸内
【ポイント!】
内陸と瀬戸内は似ていますが、冬の気温がより低くなるのが「内陸」です。山の上は寒い、とイメージすると分かりやすいですよ!
4. 気候と私たちのくらし
気候がちがえば、人々のくらしも変わります。
・雪の多い地域:屋根の雪を落としやすくしたり、雪をとかすための設備を作ったりします。
・暑い地域:風通しをよくした家づくりをしたり、台風にそなえて石垣(いしがき)を作ったりします。
・雨の少ない地域:大きなダムやため池を作って、水を大切に使う工夫をしています。
(まとめ:気候に合わせて、家作りや農業の仕方を工夫して、私たちは生活しています。)
最初は覚えることが多いように感じるかもしれませんが、「自分の住んでいる場所はどの気候かな?」と考えるところからスタートしてみてください。ニュースの天気予報を見るのも、とってもいい勉強になりますよ!大丈夫、少しずつ慣れていきましょう!