文字を使った式(6年生の算数)
こんにちは!6年生のみなさん、算数の勉強はどうですか?
今日は「文字を使った式」について一緒に学習していきましょう。
「算数なのに、アルファベットが出てくるの?難しそう……」と感じる人もいるかもしれませんが、大丈夫です!実は、これまで使ってきた「\(\square\)」や「\(\triangle\)」が、アルファベットの「\(x\)(エックス)」や「\(a\)(エー)」に変身しただけなんです。
コツをつかめば、とっても便利で楽しい単元ですよ。ゆっくり進んでいきましょう!
1. 文字を使うってどういうこと?
今までは、わからない数を表すときに「\(\square\)」や「\(\triangle\)」を使ってきましたね。
これからは、その代わりに「\(x\)」や「\(a\)」などの文字を使って式に表します。
もっともよく使われるのは「\(x\)(エックス)」です。
【ポイント】なぜ文字を使うの?
いろいろな数が入る場所に文字を使うと、言葉で説明するよりも式がスッキリして、計算の決まりがわかりやすくなるからです。
2. 文字を使って式を作ってみよう
具体的な場面で考えてみましょう。
例題:1個120円のりんごを何個か買い、80円のカゴに入れてもらいました。
りんごの個数を\(x\)個として、代金を求める式を作ってみましょう。
(代金)=(りんご1個の値段 \(\times\) りんごの個数)+(カゴの値段)
という関係なので、式は次のようになります。
\(120 \times x + 80\)
【よくある間違い】
中学校では \(120x\) と書くこともありますが、小学校では「\(\times\)」を省略(しょうりゃく)せずに、必ず「\(120 \times x\)」と書きましょう。記号を忘れないように気をつけてね!
3. 文字に数をあてはめて調べよう
文字 \(x\) の中には、いろいろな数を入れることができます。これを「値をあてはめる」といいます。
先ほどの式 \(120 \times x + 80\) で、りんごを5個買った場合の代金を計算してみましょう。
\(x\) のところに「5」を入れます。
\(120 \times 5 + 80\)
\(= 600 + 80\)
\(= 680\)
答えは 680円 になります。
【ポイント】
文字 \(x\) は、「どんな数でも入れることができる魔法の箱」だと思ってください。5でも10でも、好きな数を入れて合計を出すことができます。
4. \(x\) を求める問題にチャレンジ!
次は、答えがわかっているときに \(x\) の正体(数)を見つける方法です。
例題:\(x \times 4 = 24\) のとき、\(x\) はいくつでしょうか?
かけ算の逆はわり算なので、次のように計算します。
\(x = 24 \div 4\)
\(x = 6\)
このように、逆の計算(逆算)を使って \(x\) を求めることができます。
・たし算の逆は、ひき算
・ひき算の逆は、たし算
・かけ算の逆は、わり算
・わり算の逆は、かけ算
【豆知識】なぜ \(x\)(エックス)なの?
昔の数学者が、わからない数を表す言葉の頭文字から取ったという説や、たまたま選んだという説など、いろいろな話があります。算数の世界では、\(x\) の次は \(y\)、その次は \(z\) と使われることが多いですよ。
5. まとめ:これだけは覚えよう!
・わからない数や変化する数を \(x\) や \(a\) などの文字で表す。
・式を作るときは、これまでの \(\square\) の時と同じように考える。
・文字に数をあてはめることで、具体的な答えを出すことができる。
・\(x\) を求めるときは、逆の計算を使って考える。
最初は「文字」というだけで難しく感じるかもしれませんが、やっていることは今までの算数と同じです。たくさん問題を解いていくうちに、\(x\) とお友達になれますよ。一歩ずつ頑張りましょうね!