みんなのまわりにあるものは、どこで作られているの?

こんにちは!今日から「工場(こうじょう)ではたらく人」についていっしょに勉強しましょう。
みんなが毎日食べているパンや、使っている文房具(ぶんぼうぐ)、お家にあるテレビなどは、どうやって作られているか知っていますか?
「社会は覚えることが多くて大変…」と思うかもしれませんが、大丈夫です!私たちがふだん使っているものが「どこで」「だれが」「どんな工夫をして」作っているのか、探検(たんけん)するような気持ちで見ていきましょう。

1. 工場(こうじょう)ってどんなところ?

工場は、たくさんの材料(ざいりょう)を使って、同じ種類の製品(せいひん)をたくさん、早く、正確(せいかく)に作る場所です。
たとえば、パン工場では、毎日何万個(なんまんこ)ものパンが作られています。お家でパンを作るのとは、やり方が少しちがうみたいですよ。

【ポイント】工場の種類(しゅるい)

工場には、作っているものによっていろいろな種類があります。
食料品(しょくりょうひん)工場:パン、かまぼこ、お菓子(かし)など
機械(きかい)工場:自動車、時計、パソコンなど
せんい工場:服(ふく)、タオルなど

2. 物ができるまでの流れ(パン工場の例)

工場では、仕事が「分担(ぶんたん)」されています。一人ですべてを作るのではなく、みんなで協力してリレーのように作っていくのです。これを「ライン作業(さぎょう)」といいます。

① 材料(ざいりょう)をあつめる

小麦粉(こむぎこ)や砂糖(さとう)など、たくさんの材料を運びこみます。これを原料(げんりょう)といいます。

② つくる(加工:かこう)

大きな機械を使って材料をまぜ、形を作り、大きなオーブンで焼きます。機械を使うことで、いつでも同じ味、同じ形のものをたくさん作ることができます。

③ しらべる(検査:けんさ)

形がくずれていないか、変なものが混じっていないか、一つひとつ確認(かくにん)します。

④ つつむ・運ぶ(包装・出荷:ほうそう・しゅっか)

袋(ふくろ)に入れて、箱につめます。そして、トラックに乗せてお店や学校へ運びます。

★まとめ:工場では、機械と人が協力して、決まった順番(じゅんばん)でテキパキと物を作っている!

3. 工場ではたらく人の「工夫(くふう)」と「努力(どりょく)」

工場の人たちは、みんなに安心(あんしん)して使ってもらうために、いろいろな工夫をしています。

① きれいにすること(衛生:えいせい)

食べ物を作る工場では、バイ菌(きん)が入らないようにとっても気をつけています。
・専用(せんよう)の服を着て、ぼうしの中に髪(かみ)の毛をすべて入れる。
・手洗いを何度もする。
・「エアシャワー」という風が出る機械を通って、服についたホコリを飛ばす。

② 安全(あんぜん)に気をつける

大きな機械がたくさんあるので、ケガをしないように「指差し確認(ゆびさしかくにん)」をしたり、床(ゆか)に線を引いて通る場所を決めたりしています。

③ 良いものを安く、早く届ける

むだな動きをなくして、短い時間でたくさん作れるように計画を立てています。そうすることで、私たちが安く製品を買うことができるようになります。

【よくある間違い!】
「工場は全部、機械が勝手にやってくれる」と思っていませんか?
実は、機械がちゃんと動いているか見守ったり、機械ではできない細かなチェックをしたりするのは人間(にんげん)です。人と機械のチームワークが大切なんです!

4. 工場はどこにあるの?

工場がある場所にも、ヒミツがあります。

高速道路(こうそくどうろ)のインターチェンジの近く:トラックで荷物を運びやすいから。
港(みなと)の近く:外国から大きな船で材料を運びこみやすいから。

★豆知識(まめちしき)★
工場の近くには、そこで働く人のための家やお店が集まって、大きな町になることもあります。工場は、町を元気にする役割(やくわり)も持っているんですね。

5. さいごに:ふりかえり

今日学んだことの大切なポイントは3つです!
1. 工場は、同じものをたくさん、正確に作るところ。
2. 「材料→加工→検査→出荷」という決まった流れがある。
3. はたらく人は、「清潔(せいけつ)」や「安全」のためにたくさんの工夫をしている。

最初は難しく感じるかもしれませんが、スーパーに行ったときに「このパンはどこの工場で作られたのかな?」とパッケージの裏(うら)を見てみるだけで、社会の勉強になりますよ!
次は、自分の住んでいる町の近くにどんな工場があるか、いっしょに探してみましょう。