ビジネスコロケーションと句動詞へようこそ

皆さん、こんにちは!TOEIC対策において最も重要な章の一つへようこそ。Business Vocabulary in Context(文脈の中でのビジネス語彙)のセクションでは、単語を単体で覚えるだけでなく、単語同士がどのように「結びついているか」を学びます。これがCollocations(コロケーション:語の組み合わせ)とPhrasal Verbs(句動詞)です。

なぜこれがスコアアップに関係するのでしょうか?Reading Part 5 (Incomplete Sentences)(短文穴埋め問題)やPart 6 (Text Completion)(長文穴埋め問題)では、隣接する単語と完璧に組み合わさる語を選ぶ問題が頻出します。これらの「言葉のパートナー」を知っていれば、瞬時に回答でき、Part 7の長文読解に大切な時間を残すことができます。さあ、始めましょう!

1. ビジネスコロケーションを理解する

collocation(コロケーション)とは、習慣的に一緒に使われる単語の組み合わせのことです。ネイティブスピーカーにとっては、それが「自然(正しい)」に聞こえます。TOEICの試験官にとって、これらを正しく使いこなせることは、高いレベルのビジネス英語力を持っていることの証明になります。

よく使われるビジネス動詞のコロケーション

TOEICの試験では、名詞が提示され、正しい動詞を選ぶ問題がよく出ます。誤った動詞を選んでしまうと、失点につながる典型的なパターンです。

• Conduct a survey: 調査を行う。
Example: The marketing team will conduct a survey to find out what customers want.

• Reach a consensus: 合意に達する。
Example: After three hours, the board finally reached a consensus on the new budget.

• Take the initiative: 先頭に立って行動する、自ら率先して動く。
Example: We need a manager who can take the initiative when problems arise.

• Draw up a contract: 契約書を作成する。
Example: The legal department is drawing up a contract for the new partnership.

比較:悪い例 vs. 改善例

悪い例: The manager did a speech at the opening ceremony. (文法的には間違っていませんが、不自然です)。
改善例: The manager delivered a speech at the opening ceremony. (ビジネスらしく、TOEICで高得点が狙える表現です)。

悪い例: We need to make a survey of our employees. (不適切な組み合わせです)。
改善例: We need to conduct a survey of our employees. (正しく、Part 5で得点につながる表現です)。

ワンポイントアドバイス:「make」と「do」の落とし穴

TOEICでは「make」か「do」かの選択が頻繁に出題されます。覚えておきましょう。makeは「何かを作り出す」や「決断する」際に使います(make a phone call, make a suggestion, make a profit)。一方、doは「作業やルーチンワーク」に使います(do business, do research, do a report)。

2. 必須のビジネス句動詞

句動詞は動詞 + 前置詞・副詞(粒子)up, off, out, inなど)で構成されます。句動詞の意味は、元の動詞の意味とは全く異なることがほとんどです。Listening Parts 3 and 4では、話し手がこれらをひっきりなしに使います。

TOEICで頻出の句動詞

• Call off: 中止する。
Example: They had to call off the meeting because the director was sick.

• Look into: 調査する。
Example: Please look into the cause of the shipping delay.

• Fill in for: (不在の人の)代わりを務める。
Example: Sarah will fill in for Mark while he is on vacation.

• Set up: 手配する、準備する(会議やシステムなど)。
Example: I will set up a video conference for tomorrow morning.

• Put off: 延期する。
Example: Don't put off filing your taxes until the last minute.

分離できる句動詞:文法のポイント

句動詞の中には、名詞によって「分離」できるものがあります。これはPart 5でよく狙われます。
正しい例: We set up the meeting. / We set the meeting up.
重要: 代名詞(it, them, himなど)を使う場合、代名詞は必ず真ん中に入ります。
正しい例: We set it up.
誤った例: We set up it. (試験でこれをすると減点対象になります!)

3. 試験攻略法:正解を見抜く

TOEICのリーディングテストは時間との戦いです。100問を75分で解かなければなりません。Part 5は30秒以内に回答することを目指しましょう。

前置詞を手がかりにする

空欄の直後に前置詞(on, with, to, forなど)が続く場合、答えはコロケーションや句動詞の一部である可能性が高いです。

例題:
The CEO decided to ________ on the new expansion plan until next year.
(A) wait
(B) hold off
(C) stop
(D) cancel

解き方: 「on」という単語に注目しましょう。「hold off on something(~を延期する)」という決まった表現があります。「wait on」はこの文脈では使いませんし、「stop on」も不自然です。正解は(B)です。「on」というパートナーを知っていれば、選択は簡単です!

知っていますか?

"run"という単語は、後ろに来る言葉と組み合わさるとビジネスシーンで10以上の意味を持ちます!在庫がなくなる(run out of supplies)、意見を聞くためにアイデアを共有する(run by an idea)、選挙に立候補する(run for office)などがその例です。

4. よくある間違いと回避策

1. 直訳に頼る: 母国語から直訳してはいけません。例えば、「試験を受ける」を"make an exam"とは言わず、take an examと言います。TOEICでは、こうした「誤った友(false friends:言語間で似ているようで意味や使い方が異なる語)」をひっかけの選択肢として混ぜるのが大好きです。

2. 前置詞の間違い: 小さな単語に細心の注意を払いましょう。"Look for"は「探す」を意味し、"Look after"は「世話をする」を意味します。使う単語を間違えると、文全体の意味が変わってしまいます。

3. 文脈を無視する: Reading Part 6では、空欄の前後を読みましょう。もし前の文に「忙しすぎる」とあり、空欄が会議について問うているなら、答えはput off(延期する)やcall off(中止する)である可能性が高いです。

5. まとめのチェックリスト

• 「頻出リスト」をマスターする: conduct, reach, take, make, doといった動詞に注目しましょう。
• 前置詞を足がかりにする: to, with, for, onを見たら、相性の良い動詞を探しましょう。
• 代名詞の位置に注意: 分離可能な句動詞の場合、"it"は真ん中に来ることを思い出しましょう(例:Fill it out)。
• スピードを意識する: コロケーションを知っていれば、最初の直感を信じて次の問題へ進みましょう。

最初は難しく感じるかもしれませんが、大丈夫です!コロケーションは「言語の習慣」のようなものです。ビジネスニュースを読んだり、英語のポッドキャストを聞いたりする量を増やせば、これらの組み合わせが自然に聞こえるようになってきます。練習を続ければ、すぐに目標スコアに到達できるはずです!