5年生 算数:平均(へいきん)
5年生のみなさん、こんにちは!これから算数の「平均」について一緒に学んでいきましょう。
「みんなのテストの平均点はどれくらいかな?」「クラスの平均身長は?」など、日常生活でもよく耳にする言葉ですよね。
最初は難しく感じるかもしれませんが、ポイントをおさえればとっても簡単です。一歩ずつ、楽しみながら進めていきましょう!
1. 平均ってなに?(ならすということ)
「平均」とは、いくつかあるバラバラな数や量を、平らにならして同じ大きさにすることを言います。
例えば、3つのコップにジュースが入っているところを想像してください。
Aのコップ:50mL
Bのコップ:10mL
C deコップ:30mL
このジュースを全部一度大きなボウルに入れて、3つのコップに同じ量ずつ分け直すと、1つのコップには何mL入るでしょうか?
この「同じ量ずつ分けたときの数」が平均です。
【ポイント】
平均は、「多いところから少ないところへ移して、平らにする」というイメージで覚えましょう!
2. 平均を求める公式
平均を計算で出すためには、次の魔法の式を使います。
\( \text{平均} = \text{合計} \div \text{個数(資料の数)} \)
先ほどのジュースの例で計算してみましょう。
① まず、全部を合わせます(合計): \( 50 + 10 + 30 = 90 \)
② 次に、コップの数でわります(個数): \( 90 \div 3 = 30 \)
答えは 30mL になります。
★ 豆知識:単位に気をつけよう!
平均の答えには、もとの数と同じ単位をつけます。重さなら「g(グラム)」、長さなら「cm(センチメートル)」を忘れないようにしましょうね。
3. 「0」があるときの平均
ここはよく間違えやすいポイントなので注意が必要です!
例えば、4日間で釣った魚の数の平均を考えます。
1日目:3匹、2日目:0匹、3日目:5匹、4日目:4匹
この場合、「0匹」の日も日数(個数)に含めて計算します。
(まちがい例): \( (3 + 5 + 4) \div 3 \) ← 0の日を無視して3でわってしまう
(正しい計算): \( (3 + 0 + 5 + 4) \div 4 = 12 \div 4 = 3 \)
答え: 平均 3匹
【よくある間違い】
「0だから関係ないや」と思わず、必ずデータの数(この場合は4日間)でわることが大切です!
4. 合計を求めてみよう
平均の式を少し変えると、「全部でどれくらいか(合計)」を求めることもできます。
\( \text{合計} = \text{平均} \times \text{個数} \)
(例題)5人のグループの身長の平均が140cmのとき、5人の身長の合計は何cmですか?
\( 140 \times 5 = 700 \)
答え: 700cm
このように、平均がわかれば全体の量も計算できるので、とても便利なんです!
5. 歩幅(ほはば)を測る平均の利用
自分の1歩の長さ(歩幅)を平均を使って求めてみましょう。日常生活でよく使われる算数の知恵です。
歩幅は一歩一歩少しずつ違うので、何回か歩いて平均を出します。
(やり方)
1. 10歩あるいた距離を3回測る。
2. 3回の平均を出す(10歩の平均)。
3. それを10でわって、1歩あたりの平均を出す。
(例)10歩あるいた距離が 6.4m, 6.6m, 6.5m だった場合
① 3回の合計: \( 6.4 + 6.6 + 6.5 = 19.5 \)
② 10歩の平均: \( 19.5 \div 3 = 6.5 \)
③ 1歩の平均: \( 6.5 \div 10 = 0.65 \)
答え: 約0.65m(65cm)
まとめ:これだけは覚えよう!
・平均は、バラバラな数を「ならして」同じ大きさにすること!
・公式は \( \text{平均} = \text{合計} \div \text{個数} \)
・「0」があるときも、個数に入れて計算するのを忘れずに!
・合計を出したいときは \( \text{平均} \times \text{個数} \)
最初は計算が少し大変に感じるかもしれませんが、何度も練習すればパッと解けるようになります。
「合計を出す」→「個数でわる」という2つのステップを合言葉に、がんばってみましょう!応援しています!