【5年生 算数】単位量あたりの大きさ 〜どっちがこんでいる?を解決しよう〜
こんにちは!今日は、5年生の算数の中でもとっても大切な「単位量(たんいりょう)あたりの大きさ」について一緒に勉強しましょう。
「どっちの教室がぎゅうぎゅう詰めかな?」「どっちのスーパーのお肉が安いのかな?」といった、毎日の生活でよくある「どっちがお得?」「どっちがすごい?」を数字でビシッと決める方法を学んでいきます。
最初は少し難しく感じるかもしれませんが、コツをつかめばパズルのように楽しくなりますよ。ゆっくり進めていきましょう!
1. 「こみぐあい」をくらべてみよう
例えば、2つの部屋の「こみぐあい」を比べるとき、どうすればいいでしょうか?
- パターンA: 部屋の広さが同じなら、人数が多い方がこんでいます。
- パターンB: 人数が同じなら、部屋がせまい方がこんでいます。
でも、「広さも人数もバラバラ」なときは困ってしまいますよね。そこで登場するのが「単位量あたりの大きさ」です!
★ 2つの比べ方
どちらか一方を「1」にしてそろえるのがポイントです。
① \(1 m^2\) あたりに何人いるか?(人数 \(\div\) 面積)
計算の答えが大きいほど、こんでいます。
② 1人あたり何 \(m^2\) の広さがあるか?(面積 \(\div\) 人数)
計算の答えが小さいほど、こんでいます。(1人分がせまいということだからです)
【ポイント!】
「\(1\) あたり」を求めたいときは、その「\(1\)」にしたい方の数字でわり算をします!
(例:\(1 m^2\) あたりを知りたいなら、面積でわる)
2. 単位量あたりの大きさの公式
この考え方は、こみぐあい以外にもいろいろな場面で使えます。基本の形を覚えましょう。
\( \text{単位量あたりの大きさ} = \text{全体の量} \div \text{いくつ分} \)
(例1)3分間で120Lの水が出るポンプは、1分間で何L?
\( 120 \div 3 = 40 \)
答え:\(40L\)
(例2)500円で4個入りのリンゴは、1個あたりいくら?
\( 500 \div 4 = 125 \)
答え:\(125\)円
【よくある間違い】
どっちをどっちでわるか迷ったら、「何を 1 にしたいか」を考えましょう。1個あたりの値段を知りたいなら、個数の「4」でわります。逆に、1円で何個買えるかを知りたいなら、値段の「500」でわります。
3. 人口密度(じんこうみつど)
社会の時間にも出てくる「人口密度」も、この単位量あたりの大きさの仲間です。
\( \text{人口密度} = \text{人口} \div \text{面積} (km^2) \)
これは「\(1 km^2\) あたりに何人住んでいるか」を表しています。数字が大きいほど、たくさんの人が住んでいるにぎやかな場所だということですね。
【豆知識】
日本の人口密度は約330人くらいですが、世界にはもっと高い国や、逆に1人以下の広い国もあります。単位量で比べると、国の広さが違っても正しく比べられるんです!
4. 平均(へいきん)
「平均」も単位量あたりの大きさの一種です。バラバラな数値を、みんな同じ大きさだとならした(平らにした)ときの大きさのことです。
\( \text{平均} = \text{合計} \div \text{個数} \)
★ 平均を求めるステップ
- まずは全部を足して「合計」を出します。
- その合計を、足したものの「数」でわります。
(例)テストが 80点、90点、70点 でした。平均は何点?
Step 1:\( 80 + 90 + 70 = 240 \)(合計)
Step 2:\( 240 \div 3 = 80 \)
答え:平均 \(80\)点
【注意!】
もし、記録が「0」のときがあっても、それは個数(わる数)に含めます。「何もなかったこと」にしてはいけませんよ!
5. さいごに:ここが理解のコツ!
単位量あたりの大きさの問題を解くときは、いつも頭の中でこの呪文を唱えてみてください。
「\(1\) あたりの量を知りたければ、その言葉の単位でわろう!」
- \(1m\) あたりを知りたい \(\rightarrow\) メートルでわる
- \(1\)時間 あたりを知りたい \(\rightarrow\) 時間でわる
- \(1kg\) あたりを知りたい \(\rightarrow\) キログラムでわる
これを守れば、どっちをわればいいか迷うことはなくなります。最初は計算が大変に感じるかもしれませんが、式さえ立てられればあとは計算を丁寧にするだけです。一歩ずつ頑張りましょう!応援しています!
★ 今日のまとめ(Key Takeaway)
・単位量あたりの大きさは、ちがうもの同士を比べるための便利な道具。
・「\(1\) あたりの数」を出すには、その数字でわり算をする。
・平均 = 合計 \(\div\) 個数。