Introduction: 分詞をマスターしてスコアアップを目指そう
ようこそ!この章では、Participles and Participial Adjectives(分詞および分詞形容詞)に焦点を当てます。TOEIC ReadingセクションのPart 5 (Incomplete Sentences)を攻略したいなら、必ず押さえておくべきトピックです。多くの受験者が -ing と -ed の使い分けで失点しています。TOEIC試験では、単語がその動作の「主体(doer)」なのか「対象(receiver)」なのかを見極める能力が問われます。これをマスターすれば、問題をより速く解けるようになり、Part 7の長文読解にかけられる貴重な時間を稼ぐことができますよ!
Step 1: 2種類の分詞を理解する
分詞とは、動詞から作られ、形容詞のように働く言葉です。試験でよく見かける主なタイプは以下の2つです。
1. 現在分詞 (-ing): 感情を引き起こすものや、動作を行う人を説明します。「能動的(active)」なイメージで覚えましょう。
Example: The boring meeting made everyone sleepy. (その会議が退屈さを引き起こした。)
2. 過去分詞 (-ed): 感情を受け取る人や、動作の結果である状態を説明します。「受動的(passive)」なイメージで覚えましょう。
Example: The bored employees wanted to leave. (従業員たちが退屈さを感じた。)
Step 2: 分詞形容詞における「感情の落とし穴」
TOEIC Part 5では、感情を表す形容詞がよく出題されます。ここは得点差がつきやすいポイントです。試験作成者は、あなたが原因(cause)と感じた感情(feeling)の違いを理解しているかを確認しようとしています。
人 vs. 物事のルール:
- 人には -ed を使う(どう感じるか)。
- 物事・状況には -ing を使う(そのものの性質)。
悪い例(失点につながる):
The manager was very interesting in the new marketing plan.
(誤り:マネージャーが興味を引き起こしているわけではなく、彼自身が興味を感じているので。)
改善例(得点につながる):
The manager was very interested in the new marketing plan.
(正解:人の感情には -ed を使う。)
覚えておくべきTOEIC頻出形容詞ペア:
- Confusing (説明など) vs. Confused (学生など)
- Exhausting (フライトなど) vs. Exhausted (旅行者など)
- Satisfying (結果など) vs. Satisfied (クライアントなど)
- Disappointing (売上数値など) vs. Disappointed (ディレクターなど)
Step 3: 名詞を修飾する分詞の使い方
時折、分詞は名詞の直前に置かれ、通常の形容詞と同じように働きます。Part 5では、名詞の前に入る正しい形を選ぶ問題が出ます。
戦略: 「その名詞は動作を行っているのか、それとも動作を受けているのか?」と自問自答してみましょう。
Example 1:
We need to hire an experienced accountant.
(その会計士は経験を蓄積してきた=受動・結果)
Example 2:
The rising cost of fuel is a concern for the shipping industry.
(そのコストが上昇するという動作を行っている=能動・進行)
知っていますか?
TOEICでは、アイテムなどを説明する際に「Missing(紛失した・行方不明の)」はほぼ必ず -ing の形で使われます。例えば: "Please report any missing equipment to the supervisor." この文脈で "missed equipment" を見かけることはまずありません!
Step 4: 分詞による関係代名詞節の短縮(上級パターン)
TOEICでは、文を短くするために分詞がよく使われます。これは分詞句(Participial Phrase)と呼ばれ、修飾する名詞の直後に置かれることが一般的です。
能動的な意味 (-ing を使用):
Full: Anyone who wants a refund must show a receipt.
Reduced: Anyone wanting a refund must show a receipt.
受動的な意味 (-ed を使用):
Full: The documents which were attached to the email are confidential.
Reduced: The documents attached to the email are confidential.
試験テクニック: 空欄の直後に目的語(名詞)がある場合は、通常 -ing を選びます。空欄の直後に前置詞(by, to, in など)がある場合は、通常 -ed を選びます。
Example: The seminar led by Mr. Kim... ("by"があるため受動)
Example: The assistant handling the files... ("the files"が目的語のため能動)
Step 5: 高得点のための重要語彙とコロケーション
ハイスコアを目指すなら、これらのビジネスでの組み合わせを認識しておく必要があります。試験作成者はPart 5の空欄でこれらを頻繁に使います。
- 過去分詞 (-ed) のコロケーション:
- Attached file / Enclosed document
- Proposed budget / Revised contract
- Limited time / Detailed information
- Preferred method / Written permission
- 現在分詞 (-ing) のコロケーション:
- Remaining balance / Lasting impression
- Leading company / Existing customers
- Demanding schedule / Encouraging signs
ワンポイント復習:Part 5で得点する方法
1. 名詞を特定する: 分詞が修飾している名詞を見つけます。
2. 能動か受動か: 名詞が動作を行うなら -ing、名詞が動作を受けるなら -ed を選びます。
3. 目的語を確認する: 空欄の直後に名詞があれば、多くの場合 -ing です。
4. 時間配分: 文法問題は20秒以内で解くことを目標にしましょう。「人」+「感情」の形を見たら、すぐに -ed を探してください!
重要ポイント
分詞は非常に便利なツールです。物事が感情を引き起こしたり動作を行ったりする場合は現在分詞 (-ing) を、人の感情や動作の結果には過去分詞 (-ed) を使いましょう。TOEICにおいて、この2つの形を素早く見分けられるようになるだけで、平均的なスコアとトップレベルのスコアとの差が生まれます。これらのパターンを練習し続けて、体に染み込ませましょう!