【中学3年生 英語】不定詞の応用(発展編)
皆さん、こんにちは!中学2年生で「不定詞(to + 動詞の原形)」の3つの用法(名詞的・形容詞的・副詞的)を勉強しましたね。覚えていますか?
「えっと、何だっけ…?」という人も大丈夫です。中学3年生で学習する「不定詞の応用」は、これまで学んだ形に少しプラスするだけで、表現の幅がグンと広がる魔法のような単元です。
誰かに何かを頼んだり、自分の意見を詳しく伝えたりするときに欠かせない表現ばかり。最初は難しく感じるかもしれませんが、パターンさえ掴めばパズルのように楽しくなりますよ。一緒にマスターしていきましょう!
1. 「人に〜してほしい / 〜するように言う」の形
tell / ask / want + 人 + to 〜
この形は、誰かに対して「アクションを促す」ときに使います。日常生活で一番よく使う形かもしれません。
【基本の形】
\( \text{主語} + \text{動詞} + \text{人} + \text{to + 動詞の原形} \)
- want A to 〜:Aに〜してほしい
- tell A to 〜:Aに〜するように言う
- ask A to 〜:Aに〜するように頼む
【例文でイメージ!】
I want you to help me.
(私はあなたに手伝ってほしい。)
※「私が手伝いたい」のではなく、「あなた」にアクションをしてほしいのがポイントです。
My mother told me to clean my room.
(お母さんは私に部屋を掃除するように言った。)
☆ここがポイント!
この文では、「人(A)」と「to以下の動作」がセット(主語と述語のような関係)になっています。
「(誰が)あなた =(何をする)手伝う」という関係を見つけるのがコツです!
【よくある間違い】
「〜に」の部分が代名詞のときは、目的格(me, you, him, her, us, them)にするのを忘れないでくださいね。
× I want he to study.
○ I want him to study.
2. 「It is ... (for A) to 〜」の構文
仮の主語「It」を使って意見を言おう
「英語を話すことは難しい」と言いたいとき、普通なら To speak English is difficult. となりますが、英語では主語が長くなるのを嫌う傾向があります。そこで、まずは It で始めて後から中身を説明する形を使います。
【基本の形】
\( \text{It is + 形容詞 + (for A) + to + 動詞の原形} \)
((Aにとって)〜することは…だ)
【例文でイメージ!】
It is important to practice every day.
(毎日練習することは大切です。)
It is difficult for me to use this computer.
(私にとってこのコンピュータを使うことは難しいです。)
☆覚え方のコツ:プレゼント作戦
最初に It is ... と言って、「それは(…なんだよ)」と中身のない箱を差し出すイメージです。その後に to 〜 を使って、「実は中身はこれなんだ」と説明する感覚です!
【豆知識】
この It は、特に何かを指しているわけではないので「仮主語」と呼ばれます。日本語に訳すときは「それは」とは言わないのが自然ですよ。
3. 「疑問詞 + to 〜」の形
「何を / どこで / いつ 〜すべきか」
「やり方」や「行き先」など、具体的な内容をひとまとめにする便利な表現です。
【よく使われるセット】
- how to 〜:どうやって〜するか(〜の仕方)
- what to 〜:何を〜すべきか
- where to 〜:どこで〜すべきか
- when to 〜:いつ〜すべきか
【例文でイメージ!】
I don't know how to cook this fish.
(私はこの魚の料理の仕方(どう料理するか)がわかりません。)
Please tell me what to do next.
(次に何をすべきか教えてください。)
☆ポイント:全体を「名詞」として扱おう
「how to 〜」などの塊(かたまり)は、文の中で「大きな名詞」の役割をします。know や tell の後ろにスッポリ入ります。
まとめ:今回の重要ポイント
1. \( \text{want / tell / ask + A + to 〜} \): Aに「〜してほしい / 言う / 頼む」。
2. \( \text{It is ... for A to 〜} \): 「(Aが)〜することは…だ」。Itは飾りの主語!
3. \( \text{疑問詞 + to 〜} \): 「何を〜すべきか」「〜の仕方」など。塊で覚えよう!
【最後にメッセージ】
不定詞の応用は、最初は「to」の場所がどこか迷ってしまうかもしれません。そんな時は、「誰が何をするのか」を日本語でも英語でも指さしながら確認してみてください。何度も音読して、耳でリズムを覚えるのが一番の近道ですよ!応援しています!