【5年生 国語】書くこと 〜自分の思いを正しく、楽しく伝えよう〜
5年生のみなさん、こんにちは!高学年になって、自分の考えを文章にまとめる機会が増えてきましたね。「何を書けばいいかわからない」「上手に書けない」と悩むこともあるかもしれません。でも、大丈夫です!
文章を書くことは、「心の整理整頓(せいりせいとん)」と同じです。コツさえつかめば、だれでも自分の思いを相手にしっかり届けることができるようになります。このノートで、いっしょに「書くこと」の達人を目指しましょう!
1. 書く前の準備:材料(ざいりょう)をあつめよう
料理を作るときに材料が必要なように、作文にも材料が必要です。まずは、書きたいことについてしっかり調べたり、思い出したりしましょう。
●「事実(じじつ)」と「感想・意見(かんそう・いけん)」をわけよう
5年生の書くことで一番大切なポイントは、「事実」と「意見」を区別することです。
・事実:だれが見ても変わらないこと。(例:「今日は雨が降っている」「公園に5人の子がいた」)
・感想・意見:自分が心で思ったこと。(例:「雨で悲しい」「みんな楽しそうだった」)
【ポイント!】
事実ばかりだと「ただの報告」になり、感想ばかりだと「何が起きたか」が伝わりません。この2つをバランスよく混ぜるのが、良い文章のコツです!
☆豆知識:カメラの目と心の目
「事実はカメラが写したもの」、「感想は心の目が感じたもの」と覚えるとわかりやすいですよ!
2. 文章の組み立て:読みやすい「形」を作ろう
いきなり書き始めるのではなく、まずは「組み立て(構成)」を考えます。5年生では、主に3つのパーツに分ける「序論(じょろん)・本論(ほんろん)・結論(けつろん)」という形を意識しましょう。
- はじめ(序論):何をテーマに書くのか、きっかけは何かを書きます。
- なか(本論):具体的な事実や、自分の体験をくわしく書きます。エピソードを盛り込むと、グッと面白くなります!
- おわり(結論):全体をとおして、一番伝えたいまとめの意見を書きます。
【よくある間違い!】
「なか」の部分で、あったことを順番にダラダラ書いてしまうこと。これを「日記風(にっきふう)」といいます。一番伝えたい場面をしぼって、そこをくわしく書くようにしましょう。
3. 伝わる文章にするための「魔法のテクニック」
文章をよりわかりやすく、読みやすくするためのコツを紹介します。
●「つなぎ言葉(接続語)」を使いこなそう
文と文をつなぐ「つなぎ言葉」は、文章の道路標識のようなものです。
・前の文に付け足すとき:「そして」「また」「さらに」
・反対のことを言うとき:「しかし」「だけれども」
・理由を言うとき:「なぜなら」「だから」
・例を出すとき:「例えば(たとえば)」
●言葉を具体的にしよう
「すごかった」や「楽しかった」ばかり使っていませんか?
(例)「景色がすごかった」 → 「山が燃えるような真っ赤な紅葉に包まれていた」
このように、まるで写真が見えるような言葉を選ぶと、読み手はワクワクします。
【キーポイントまとめ】
「つなぎ言葉」で文章の流れをスムーズにし、「具体的な言葉」でイメージをふくらませよう!
4. 最後の大事な仕上げ:推敲(すいこう)
書き終わったら、「やったー、終わり!」とランドセルにしまう前に、必ず「推敲(見直し)」をしましょう。プロの作家さんも、何度も何度も見直して文章を直しているんですよ。
●見直しチェックリスト
- 主語と述語:「だれが(何が)」「どうした」がつながっていますか?
- 文末のそろい:「〜です・ます」と「〜だ・である」が混ざっていませんか?
- 漢字と送り仮名:間違った漢字を使っていませんか?
- 句読点(、。):読みやすい場所で区切られていますか?
【アドバイス】
声に出してゆっくり読んでみてください。つっかえてしまった場所は、文章を短くしたり、言葉を変えたりするチャンスです!
まとめ:書くことは、伝える楽しさ!
最初は難しく感じるかもしれませんが、大丈夫です。まずは自分の好きなことや、最近おどろいたことから書いてみましょう。
・「事実」と「意見」を分ける!
・「はじめ・なか・おわり」の形を意識する!
・最後は必ず「見直し」をする!
この3つを大切にすれば、あなたの文章はもっともっと素敵になります。
自分の書いた文章でだれかが「へぇ〜!」と言ってくれたり、笑顔になってくれたりするのは、とってもうれしいことですよ。書くことを楽しんでいきましょうね!